日本郵船メモ

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確認

引当金内容

減損損失約 1,600 億円
契約損失引当金約 350億円
合計約 1,950 億円を特別損失に計上。

詳細

コンテナ船で約 1,000 億円
ドライバルカーで約 850 億円
貨物航空機で約 100 億円

解釈

キャッシュフロー計算書は通期でしか作成していない。 4月末に発表された2015年度のキャッシュフローは、営業+、投資・財務−。 営業キャッシュフローは、142億程度。

前期は、PL上は赤字。 営業で100億、経常で90億。

バルチック海運指数は2月を底に上昇中。

4ー6月期から7ー9月期のほうが悪化していることはなさそう。

結論

経常は、1Qよりも良さそう? 余裕があるので積極的に特損を出したか、あるいはかなり悲観的なシナリオで見ているか。

個人的には、前者の可能性が高いと見ている。

赤字額で目立つ部分の半分は、ドライカーゴ部門に関するもの。 つまりバルチック海運指数の上昇に伴って、利益があがっているものと思われる。 なので、前期比で改善しているのではないか。

ただし、投資レベルとしては、分からない。